ガンプラベース_blog

閲覧いただき、ありがとうございます。 当ブログでは、サラリーマンの気ままなプラモデル製作の、あれやこれやを記事にしていこうと思います。 20数年ぶりとブランクありますが、どうぞ宜しくお願いします^ ^

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自作塗装ブース【diy 超簡単作成方法】

エアブラシ塗装を行いたいけど、コンプレッサーやら塗装ブースの初期費用が高くて、なかなか踏み出せない方。

必見です!

 

前置き

コンプレッサーやエアブラシの良し悪しは、自分の経験上値段に比例すると思います。

その為、予算の大半はここに費やしたいところかと思います。

しかし、せっかくの良いコンプレッサーやエアブラシを買っても排気環境が悪ければ、臭いが気になったり、ご家族など同居されている方への配慮も必要となりますよね。

これではかえって非効率につながり、作品の出来にも影響が出てしまうのではないでしょうか。

その為、エアブラシ塗装と"対"となる塗装ブースの設置も避けられません。

そこで、費用を抑えるため、設置を避けられない塗装ブースをdiyで簡単に作成する方法をご紹介します。

 

diy方針

少しでも出費を抑え、かつ排気機能もそこそこな仕様とする。

手数もなるべく少なくする。

 

参考までに、2021/11/21現在でAmazonで購入出来る塗装ブースは10000円〜。

diyなんて〜という方、下記リンクからどうぞ^ ^

 

王道タミヤから。

工具メーカーから。

中華製?Amazonで同じ様なのが多数。

 

材料

まずは材料の調達から、

・MDFボード 45×30 cm👉7〜8枚

 100均のセリアで売ってます。

 memo 100円 × 8枚 = 800円

 

・角棒 1cm角×30cm×3本程度

 100均のセリアで売ってます。

 

・接着用ボンド👉適量

 100均で売ってます。良くある黄色のやつ

 memo 100円 × 1本 = 100円

 自分はこれ使いましたが100円ので充分です。

 

・換気扇(パナソニック(Panasonic) パイプファン 排気形 (プラグコード付) FY-08PD9)👉1機(2機でも可)

 memo 3000円 × 1機 = 3000円

※1に選択理由を記載してます。

 

・ダクト(フジフレキ 100φ×3m AL-3-100)👉適宜(ブースから窓までの距離)

 memo 1000円 × 1本 = 1000円

※2に選択理由を記載してます。

・ダクトファン_中継機(ブランド:SAILFLO パイプファン 100mm)👉1機(無くてもOK)

 memo 2200円 × 1機 = 2200円

※3に選択理由を記載してます。

 

・ステンレスバンドまたはアルミテープ👉適宜

 アルミテープ memo 400円 × 1本 = 400円

 

・排気口(GSIクレオス Gツール Mr.スーパーブース用 排気口アタッチメント ホビー用塗装用具 GT03E)👉1個(無くてもOK)

 memo 750円 × 1個 = 750円

 

・Y型ホース継手(100mm)👉1個

 memo 1280円 × 1個 = 1280円

 ※換気扇が1個の場合は不要

以上となります。

 

必要最低限の材料費は、

  • MDFボート 800円
  • ボンド 100円
  • 換気扇 3000円
  • ダクト 1000円
  • アルミテープ 400円

  合計 5300円

どうでしょうか。

市販品の半額以下!!

仮にツインファンにしたとして、換気扇とY型ホース継手を追加してもギリお釣りはきそうです。

 

※1 換気扇選択理由

換気扇はホームセンターでもなかなか売っていなかったり、銅線剥き出しでコンセント🔌になっていない物もある。

敢えての国産メーカーの換気扇を選択しています。海外のものだとスペックが表記以下であったり、火災など不安なレビューが散見されるため。

※2 ダクト選択理由

100mmの径であれば何でも良いです。

ホームセンターでも比較的同額程で購入できます。

換気扇のダクトの径に合わせて下さい。

※3 ダクトファン選択理由

ブースから排気口までの間に風流を維持させる為の中継機です。ブースから排気口までの距離が長い場合に利用すれば良いです。

 

 

続いて、必要工具です。

 

工具

・ドリルドライバー(ホールソー)またはジグソー(最低でも、100均のノコギリとキリ)

 

・ハサミ

 アルミのダクトやテープを切断する用です。

 

以上となります。

 

続いて設計図の確認。

 

設計

手数を最小限に抑えることも考慮し、なるべく部材の切断作業がない様にしています。

もちろん、この設計のとおりでなくてオッケーです👌

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作業

①フタのない"箱"を作るイメージです。

ここでは、MDF板を6枚使用します。

各板との接合にはボンドのみを使用します。

ボンドを接合面に塗布する事で、接合面に出来る"隙間"をなくし、エアブラシによって吹き付けた塗料の隙間漏れを防止する効果も期待出来ます。

(注意点)ビスや釘を使う手もありますが、板厚が薄いため、ひび割れなどのリスクがあります。

 

②換気扇からダクトを通す穴あけを行います。

ボンドで接合した箇所が完全に硬化してから行って下さい。

ここの作業が山場です。

これを乗り切れば完成まではもう少しです。

塗装ブースの背面の中心または少し下部側に直径100mmの穴をあけます。

ホールソーがあれば一瞬です。

ノコギリの場合は、中心にキリなどで穴をあけ、徐々に広げて下さい。

キリのみで円描く様に穴あけしても良いです。

あとは荒目のヤスリで良いので空いた穴を整形します。

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写真はツインファンにした際にホールソーであけた穴です。

(注意点)穴あけの際、ボンドで接合した箇所が割れないように気をつけてください。

 

③換気扇とダクトの取り付け

換気扇を②であけた穴へ内側(箱の中)から、はめ込みます。

箱の外側からダクトを接続しアルミテープで換気扇と固定します。

※換気扇から伸びるダクト箇所にアルミテープが貼れるよう、予め換気扇側のダクト部分にノリシロを残しておくと固定しやすいです。

次に箱の外側と、ダクトをアルミテープで固定し完了となります。

ここは力技になると思います。

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写真右側が箱とダクトをアルミテープで固定した箇所になります。

要は、隙間を空けずに固定出来ていれば良いと思います。

 

④塗装ブース内の風流調整用板の取り付けについて

換気扇の吸入力は限定的です。

よって塗装ブース内全体に風流を発生させ排出しようとします。

当然、換気扇1機で全体の風流を吸入させようとすれば、各箇所の風力は弱くなります。

それらを改善する為、風流の発生箇所を限定させることで風力が集中化し吸入力もあがります。

そこで、塗装ブース内に板で壁を作り、壁がない隙間箇所に風力を集中させます。

…風流やら風力やら、伝わります?

中々、表現が…図解します。(;´Д`A

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以上が製作の全てです。

あとは100均のレンジフードフィルターを換気扇に貼り付けるなどして、実戦です^ ^

 

ご参考になれば。

 

メンテナンスについて

塗装ブースの吸込みが悪くなったなーと感じたら、まず疑うべきはフィルターです。

可能ならレンジフードフィルターを毎回交換すると良いと思います。

更に、

GSIクレオス Mr.スーパーブースコンパクト用 交換ハニカムフィルター

2PCS スプレーブース用 替 フィルター 塗装ブース用 フィルタースポンジ エアコンプレッサー スポンジ交換用

 

これらをブース内に入れても効果が期待できます。

 

長くなりましたが、以上が自作塗装ブースの製作記事となります。

最後まで閲覧いただき、ありがとうございます。